彼女から、
「今度、親に会ってみる?」
と言われた。
結婚の挨拶というわけではない。
でも、初めて恋人の親に会うとなると、
「何を着ていけばいい?」
「手土産って必要?」
「何を話せばいいんだろう」
「変な印象を持たれたらどうしよう」
と、急に緊張することがあります。
ただ、彼女の親に初めて会う日は、面接ではありません。
完璧な受け答えを用意したり、気に入られるためのキャラクターを作ったりしなくても大丈夫です。
まずは、
挨拶をする。
失礼になりにくい服装で行く。
聞かれたことに普通に答える。
それくらいでも十分です。
そして、親に紹介されること自体を、
「結婚前提ということ?」
とすぐに決めつける必要もありません。
この記事では、結婚の許可をもらうような正式な挨拶ではなく、交際中に初めて恋人の親へ会うときに、最低限考えておきたいことを整理します。
彼女の親に初めて会う=結婚前提とは限らない
親に紹介されると、
「かなり真剣な意味があるのかな」
と考えることがあります。
もちろん、恋人にとって大切な機会である場合もあります。
一方で、
家族に恋人を紹介することが自然な家庭。
実家へ行く流れになっただけ。
食事の機会ができた。
ということもあります。
だから、「親に会う=結婚の挨拶」と自分だけで話を大きくしなくて大丈夫です。
気になるなら、事前に彼女へ聞いてみてください。
今回って、普通に紹介してもらう感じで大丈夫?
これだけでも、かなり気持ちがラクになることがあります。
まず彼女に「当日の感じ」を聞いておこう
初対面で一番困るのは、何が起きるかまったく分からない状態です。
細かい台本を作る必要はありません。
ただ、彼女に少しだけ確認しておくと安心です。
例えば、
誰と会うのか。
自宅なのか、外で食事なのか。
どのくらいの時間になりそうか。
家族はどんな雰囲気なのか。
服装や手土産で気をつけることがあるか。
これくらいです。
特に、
服装って、そんなにかしこまらなくて大丈夫?
手土産とか持っていった方がよさそう?
と聞いておけば、その家庭の雰囲気も分かりやすくなります。
親に会う準備を、一人だけで正解探ししなくて大丈夫です。
その家族を一番知っている恋人に頼ってください。
服装は「高そう」より清潔感と場所に合っているかを見る
初めて親に会うからといって、必ずスーツを着なければならないわけではありません。
結婚挨拶ではなく、普通の紹介なら、場所や家庭の雰囲気に合わせて考えれば十分です。
意識するなら、
清潔な服。
シワや汚れが目立たない。
派手すぎない。
その場所で浮きすぎない。
くらいです。
例えば、自宅で軽く食事をするだけなら、きれいめのシャツやトップスにパンツなどでも自然です。
少しきちんとしたレストランなら、その店に合わせて少し整える。
「親に好かれる服」より、「初対面で失礼になりにくい服」くらいで考えてみてください。
自宅へ行くなら靴と靴下も一度見ておく
自宅を訪問する場合は、玄関で靴を脱ぐ可能性があります。
服は気をつけていたのに、
靴がかなり汚れていた。
靴下に穴が開いていた。
ということがあると、自分自身が余計に気になってしまいます。
出発前に一度確認しておけば十分です。
新品を用意する必要まではありません。
当日、自分がそこを気にせず過ごせる状態にしておく。
そのくらいで大丈夫です。
手土産は必須?場面に合わせて考えればいい
「親に会うなら手土産を持っていくべき?」
と迷うことがあります。
これも、どんな場面で会うかによります。
例えば、自宅へ招いてもらい、食事まで用意してもらうなら、
「お邪魔します」
という気持ちでちょっとしたものを持っていく選択があります。
一方で、外で短時間会うだけなら、必ず用意しなければならないとは限りません。
迷うなら、彼女に聞くのが一番早いです。
何か持っていった方がいいかな?
と聞いてみてください。
持っていく場合も、高額なものを選ぶ必要はありません。
家族で分けやすいお菓子など、受け取りやすいものでも十分です。
好みが分からないなら、
「甘いもの大丈夫?」
くらいは確認しておくと選びやすくなります。
大切なのは、値段で誠意を見せることではありません。
最初の挨拶は短くて大丈夫
いざ親を前にすると、
「ちゃんとした挨拶をしなければ」
と緊張するかもしれません。
でも、今回の目的は結婚の許可をもらうことではありません。
例えば、
はじめまして。○○と申します。今日はお時間を作っていただいて、ありがとうございます。よろしくお願いします。
くらいでも十分です。
自宅へ招いてもらったなら、
今日はお招きいただいてありがとうございます。
と添えても自然です。
長い自己紹介を暗記しなくて大丈夫です。
名前を名乗って、会えたことへのお礼を伝える。
まずはそこまでできれば十分です。
会話は自己紹介・仕事・趣味くらいからでいい
「何を話せばいい?」
と考え始めると、質問リストを大量に用意したくなるかもしれません。
でも、親との初対面で会話を盛り上げ続ける必要はありません。
最初は、
自分の仕事。
住んでいる場所。
趣味。
休日の過ごし方。
最近あった出来事。
など、普通の話からで十分です。
質問されたら答える。
そこから少し会話が広がったら話す。
それくらいで構いません。
無理に、
「面白い人だと思ってもらおう」
と頑張らなくても大丈夫です。
彼女に会話の橋渡しを頼っていい
恋人の親に会うと、
「自分一人でちゃんと会話しないと」
と思いやすくなります。
でも、そこには彼女もいます。
話題に困ったら、
「そういえば、この前○○行ったよね」
と彼女が話をつないでくれるかもしれません。
事前に、
緊張すると思うから、会話止まったらちょっと助けて。
と伝えておいても構いません。
恋人の親に会う日は、自分一人の試験ではありません。
紹介する側にも頼って大丈夫です。
聞かれたことに全部完璧に答えなくてもいい
初対面では、
仕事について聞かれる。
出身地について聞かれる。
二人がどう知り合ったか聞かれる。
そんなこともあるでしょう。
でも、
「好印象になる答えは何だろう」
と考えすぎなくて大丈夫です。
聞かれたことに、自分が話せる範囲で普通に答えれば十分です。
分からないことなら、
「まだそこまでは決めていなくて」
でも構いません。
特に将来について質問されたときも、結婚の挨拶ではないなら、まだ決まっていないことまで約束する必要はありません。
無理に立派な答えを作るより、今の自分たちの状態に合った返答をしてください。
沈黙になっても、焦って話題を作らなくていい
初対面で一番怖いのが、
シーン……
となる時間かもしれません。
でも、相手の親側も、
「何を聞けばいいかな」
と考えていることがあります。
数秒会話が止まったからといって失敗ではありません。
飲み物を飲む。
食事をする。
彼女が話し始める。
そこからまた会話が始まれば十分です。
親との初対面まで、ずっと会話を続けるゲームにしなくて大丈夫です。
親の反応が薄くても、その場で嫌われたと決めない
緊張して行ったのに、
思ったより会話が少なかった。
反応が淡々としていた。
あまり質問されなかった。
そんなこともあります。
すると、
「嫌われたかな」
と気になるかもしれません。
でも、初対面の反応だけで、相手がどう思ったかまでは分かりません。
もともと口数が少ない人かもしれません。
向こうも緊張していたかもしれません。
一度会っただけで、
「うまくいった」
「失敗した」
と採点しなくて大丈夫です。
親との関係も、一回の面接で決まるものではありません。
帰ったあとは「今日はありがとう」で十分
会い終わったあと、
「何かフォローの連絡をした方がいい?」
と迷うことがあります。
親と直接連絡先を交換していないなら、無理に連絡する必要はありません。
彼女へ、
今日はありがとう。緊張したけど会えてよかった。
と伝える。
さらに、
ご両親にも今日はありがとうございましたって伝えておいて。
とお願いするくらいでも十分です。
直接連絡先を交換した場合は、その場面に合わせて短くお礼を伝えても構いません。
大げさなお礼文を用意する必要はありません。
「うまくできたか」より、失礼なく過ごせたかで考える
帰宅すると、
「あの答え方でよかったかな」
「もっと話した方がよかった?」
「手土産、別の方がよかったかも」
と反省会を始めたくなることがあります。
でも、初対面で100点を取る必要はありません。
挨拶できた。
失礼な態度を取らなかった。
質問されたことに答えた。
彼女や家族と一緒に過ごした。
それができたなら、まず十分です。
恋人の親に会う日は、親に気に入られるための面接ではありません。
次に会うことがあれば、少しずつ相手のことも分かっていきます。
一回ですべてを完成させなくて大丈夫です。
まとめ|親に気に入られるより、最低限を押さえればいい
彼女の親に初めて会うときは、
服装。
手土産。
挨拶。
会話。
いろいろ気になるものです。
でも、全部を完璧に準備しなくても大丈夫です。
事前に彼女へ当日の雰囲気を聞く。
場所に合った清潔感のある服装にする。
必要なら手土産を用意する。
名前を名乗って、お礼を伝える。
質問されたら普通に答える。
困ったら彼女にも会話を助けてもらう。
それくらいからで十分です。
そして、親に紹介されることを、すぐ結婚前提だと決めつけなくて大丈夫です。
初対面で会話が弾まなかったとしても、一度で関係を採点する必要もありません。
親に気に入られるための完璧な受け答えより、失礼にならない最低限だけ押さえればいい。
「ちゃんとできるかな」より、
「まず普通に挨拶できれば大丈夫」
くらいの気持ちで行ってみてください。

